いよいよも夏も本番。夏の長期休暇が待ち遠しいという方、今年の夏はセドナを訪れる予定という方もいるかもしれません。夏のセドナは日中は40度ととても暑いですが、それだけ強烈な太陽のエネルギーを体感出来るということでもあります。そこで、今回は、そんな太陽のエネルギーを活用する方法を紹介したいと思います。
太陽は私たちにエネルギーを与えてくれるものであり、セドナという力の強い土地ならば、よりその恩恵を受けることが可能です。以前にも太陽のエネルギーと水のエネルギーを融合させる呼吸法を紹介しましたが、今回は太陽のエネルギーだけを吸収する方法となります。
セドナ
いつでも太陽は私たちにエネルギーを分け与えてくれますが、気功の考え方でいうと、より質の高いエネルギーを得られるのは「午前中」だとされています。太極拳や気功を行う人が、朝に公園に集まっているのは、ラジオ体操的な意味合いだけでなく、このような理由もあるのです。
中でも最も質の高いエネルギーを得ることができるのは、夜明けの太陽となっています。その純粋なエネルギーを吸収することで、一日の活力の源となるのはもちろん、気が充実することで免疫力は活性化しますし、生体エネルギー全体が強化されます。
そんな朝日を見るのに絶好のスポットといえばヴォルテックスのひとつである「エアポートメサ」。こちらは、セドナの中心部からも近く、駐車場からもさほど歩かなくていいという好条件と、周辺が広く見渡せることから人気の朝日鑑賞スポットとなっています。
ヴォルテックスというパワーの強い場所で、最も質の高い太陽のエネルギーを受け取るわけですから、その力は絶大です。単純に目をつぶって呼吸をして、太陽の光を身体に取り込むだけでも充分に効果的ですが、今回は別の方法もひとつ紹介しましょう。
まずは、登ってきた太陽を確認します。夜明けとはいえその光は強いので、決して直視したりはしないようにしましょう。太陽の位置を確認したら目をつぶって、そちらの方向に手を伸ばします。基本的に、自分の利き手とは反対の手を使うといいでしょう。もし、自分のパワーハンドがわかっている方がいたら、そちらとは反対の受容の手を使います。
手のひらで太陽の熱を感じてください。遠く離れているはずの太陽の熱ですが、意識を集中すると確かに手のひらにその熱を感じることが出来るはずです。感じたならば、それを手を通して吸収していきます。手を通して胸の中央までイメージと感覚で導いていきましょう。
太陽と手
イメージが得意な方は、太陽の光が手から腕へ、腕から胸の中央まで向かうのをイメージしましょう。感覚の方が得意な方は、太陽の熱が手から腕、そして腕から胸の中央へと移動するのを感じてください。
最終的には胸の中央にエネルギーを集めます。ここは「太陽神経叢」と呼ばれる神経の集まっているポイントであり、名前どおり太陽のエネルギーを蓄積しやすい場所なのです。朝イチでこのワークを行っておくことで、日中のセドナでの行動がパワフルに行えるようになるだけでなく、よりヴォルテックスのパワーを感じて、受け取りやすくなるはずですので、是非実践してみてください。ちなみに、8月のセドナの夜明けは5時40分前後とかなり早いので、朝日のエネルギーを吸収したい方は、早起きにいまのうちに慣れておく方がいいかもしれません。