前回は、セドナの大地が持つ火のエネルギーについて紹介しました。
今回は、予告通り、もう一つのエネルギーである「水」と、そのエネルギーを秘めた「ケイソウ土」について書いていきます。
セドナの大地は、古代には海の中だったといことを、前回お伝えしましたが、海の底だった場所からは、ケイソウ土が摂取されることが多くあります。
こちらは「土」という名前ではありますが、その正体は、藻の一種である「珪藻」。
珪藻の死骸が海底に沈殿したときに、有機物は分解されてなくなってしまいますが、最終的には殻だけが残って、何億年もの時間をかけて化石となったものなのです。つまり、「植物の化石」といえます。
海藻イメージ
元々海藻であったわけですので、それだけでも、「水のエネルギー」を充分にもっていますが、化石となった殻の主成分にも、「水の要素」が含まれています。
ケイソウ土の主成分は「二酸化ケイ素」。これだけきくと「?」と思うかもしれませんが、二酸化ケイ素を主成分とする代表的な鉱石には「水晶」があります。
水晶といえば、もっともポピュラーなパワーストーンであり、浄化の力や、エネルギーを増幅するなど、さまざまな力をもっているもの。
また、名前に「水」が入っていることからもわかるように、古代の人は水晶とは、水が固形化したものと考えていました。
ケイソウ土は、水晶のように研磨されたものではありませんので、キラキラした雰囲気はありませんが、ネイティブ・アメリカンはケイソウ土のことを「イワーキー(癒やしの土、Ee-Wah-Kee)」と呼んで、心や身体の疲労を回復させる為に食べていました。つまり、彼らは、その研ぎすまされた直感によって、ケイソウ土が持つパワーを理解していたのでしょう。
現代ではケイソウ土には、強力なデトックス効果があるとして注目されています。
長い年月をかけて化石となる過程で、ケイソウ土には管状の無数の穴が生じています。この微細な穴に体内に残留した毒素や、不必要な物質がしっかりと吸着するのです。
デトックスをすることで、血流が良くなり、体内の新陳代謝が活性化するといわれていますが、水のエネルギーには、液体の流れを良くし、毒を浄化するという力があるとされていますので、科学的な面からも、スピリチュアルな面からも、ケイソウ土は、デトックスにぴったりの素材といえるでしょう。
水晶
また、水晶と同じ成分をもっていることから、物質的なものだけでなく、ネガティブなエネルギーをも吸着させることができます。体内に残留していたネガティブなエネルギーやマイナスの感情をケイソウ土が吸収して排出してくれるというわけです。
このような、浄化にぴったりの「水の土」が、強いパワーを持つ「火の土」と共に共存しているセドナ。日本では火と水のエネルギーを「火水(かみ)」として重要視しますが、ネイティブ・アメリカンも同じように、火と水のエネルギーがまじりあった、セドナを聖地として定めたのかもしれません。
日本人がセドナを訪れると、どこか懐かしい感じを覚えるというのは、異なった文化でありながらも、スピリチュアルな部分で一致するところがあるからなのかもしれません。
次回は、そんなセドナで大切にされている、ユーモラスな精霊について紹介したいと思います。
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