ホピ族によって、彼らを守護する精霊である「カチナ」を自らの身体に宿らせるための儀式が行われるのは、重要な季節に限られます。ひとつは、カチナが聖なる山へと帰るための儀式が行われる、7月の「ニーマン」。もうひとつが、最も重要ともいえる2月の「ポワムヤ」。

「ポワムヤ」とは日本語にすると「浄化の月」。ホピ族は、2月から新しい年がはじまると考えているために、地上全ての生命が新たな歳を迎えることを祝って、さまざまな儀式が行われます。大人たちはカチナダンスを行い、様々なカチナを自らに呼び込み、その力が込められたカチナ人形を作りますし、一定の年齢に達した子供たちは、成人の儀式に参加することが許されます。

また、この時期、小さな子供たちには、新鮮な野菜や、新しいカチナ人形、おもちゃなどが贈られます。これは、ダンスによって呼ばれたカチナ達がプレゼントしてくれるものであり、それぞれにはしっかりとした意味があるのだそうです。
まさに、ホピ族すべてが、カチナと共に過ごす月が「ポワムヤ」なのですが、浄化の月だけでなく「聖なる豆の祭り」などとも呼ばれます。「浄化と豆、2月」というと、なにか思い浮かぶものがありませんか? それは「節分」。
豆まき
節分といえば、豆をまくことで鬼を祓うという行事です。日本人ならば、一度は行ったことがあるほどポピュラーな行事ですので、知らないという人はほとんどいないでしょう。しかしながら、節分がなぜ、2月3日に行われるのかということは意外と知られていません。

節分とは、そもそも「季節がはじまる前日」を表す言葉。季「節」を「分」ける区切りであるために、「節分」となります。このような季節の変わり目には、邪気、すなわち鬼が生じるという思想があったために、それを祓うために豆を使うようになったのが、現在の節分なのです。日本には四季があるので、本来ならば節分も4回あるのですが、2月だけが重要視されるのは、ホピ族と同じ意味合いがあります。

ホピ族の「ポワムヤ」が新しい年がはじまる月であるのと同じように、日本でも古来は2月4日の「立春」から、新しい年がはじまると考えられていました。そのために、最も重要な節分として、2月3日が祓いを行う日となったのです。遠く離れた土地でありながらも、これだけ共通点があるというのは、日本とセドナには不思議な縁があるように思えてなりません。

2月3日の節分には豆まきをするという方も多いと思いますが、日本とセドナで共通する浄化の月でもありますので、豆だけでなく、セージを焚いて空間を浄化したり、ケイソウ土を摂取することで体内を浄化するなど、様々な方法を使って、しっかりと全てを浄化してみるというのはいかがでしょう? そうすることで、今年1年が素晴らしいものになることでしょう。