セドナといえば、ヴォルテックスが有名です。そんな有名な4つのヴォルテックスには、それぞれが持つ名前はもちろん、ヴォルテックス内にある岩にも、さまざまな名前がつけられています。たとえば、カセドラルロックには、中央に「お釈迦様の手」と呼ばれる岩がありますし、ボイントンキャニオンには「カチーナウーマン」という岩があります。
これらは、実際にそのものズバリその形をしているというわけではありませんが、その形を連想させているからこそ、特定のエネルギーを持っているのです。「カチーナウーマン」は名前通り、女性性のエネルギーをもち、さらに子宝に恵まれるという力があるとされています。
ヴォルテックスは世界的に有名なパワースポットですので、このようにすでに岩の形にも意味合いが付与されてしまっていますが、有名な場所でなくても、セドナにはいくつも魅力的な形をした岩や山があります。
そういった山や岩を見た時に、あなたはどんなものをイメージするでしょう? 例えば犬のように見えたとしたら、犬が持つ忠誠心や、魔を祓う力強さなどのエネルギーをそこから受け取ることが可能になるのです。
強引なように思えるかもしれませんが、インスピレーションには必ず意味があります。前述のカチーナウーマンのように、そのように見えるということは、それに関連したエネルギーが放出されているからということにほかなりません。
セドナを歩きながら、ちょっと気になった岩や風景があったならば足を止めて、そこに意識を集中してみましょう。とはいっても、真剣にじっと見ていると、逆に意識が固定化してしまって、インスピレーションを受け取るのは難しいので、「集中しながらもリラックスする」というのがポイントです。
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集中しながらリラックスするというと、相反することを行っているようですが、瞑想やスピリチュアルなワークでは基本となる状態です。このような状態になる方法は色々とありますが、今回は風景を使った方法を紹介しましょう。
気になった風景があったならば、それを見つめながら、ゆっくりと深呼吸します。このとき、目は半眼ぐらいにして見開いたりはしないようにしましょう。瞬きは自由です、意識せずに目蓋から力を抜きます。
風景から目を離さずに、なおかつゆっくりと深呼吸を繰り返すと、だんだんとリラックスしてくるはずです。そうすると、頭の中も、だんだんと空っぽになってきます。集中を邪魔するのかのように、自分の中でおしゃべりがはじまったら、それを無視するのではなく受け流しましょう。
そうしていると、突然、何かの映像が脳裏にひらめいたり、心の中の声が無視できないほど大きくなったりします。そこで得たものが風景からのインスピレーションとなります。インスピレーションを得たら、忘れないように書き留めておきましょう。このような精神状態で受け取ったメッセージは、すぐに記録しておかないとすぐに忘れてしまいます。
インスピレーションを書き留めたら、それがどんなエネルギーになるのかを考えてみましょう。前述の犬のような感じで、連想されるものがあったら、それこそが受け取れるエネルギーとなりますので、気になった風景や岩の側にいって、存分にエネルギーを吸収してみて下さい。