ハロウィンが終わると、古代ケルトでは新しい年がはじまるとされていました。つまり、メインは11月1日であり、ハロウィンは死者が帰ってくる日だったわけです。それは、ハロウィンの語源が古い英語で万聖節前夜を意味する「All Hollow’s even」から来ていることもからもわかります。
いつの間にか、ハロウィンの方が有名になってしまいましたが、新しい季節を迎えるエネルギーの転換期としては11月1日の方が重要だったわけです。そのために、キリスト教のカトリックではこの日を「万聖節」としています。これは、殉教者やすべての聖人のための記念日です。
別の日が万聖節だったこともあるのですが、8世紀前後からは、11月1日が万聖節とされました。なぜこの日になったのかは諸説あるのですが、クリスマスをはじめとして、キリスト教は、自分たちと対立する宗教の行事を形を変えて取り込むことが多いので、万聖節も、ケルトの風習を取り入れた可能性が高いのです。
そのあたりの歴史的なことはともかく、高い精神性を持っていたといわれているケルトの人たちにとってはすでに新しい年が訪れています。そんなタイミングに世界的なパワースポットであるセドナを訪れているわけですから、どのようにエネルギーが変化しているのかを、自分自身で体感してみましょう。
方法はとてもシンプルです。有名なヴォルテックスを訪れましょう。そうしたら、目をつぶって自分の身体に意識を向けます。いつもと違っているところはありますか? 熱が生じていたり、逆に冷たかったりする場所はありますか? 細かく身体が振動していたり、身体の一部だけがしびれたりしているかもしれません。大きな変化でなくとも、微細な変化でいいので、自分の身体を観察してみましょう。
何か変化が感じられたら、それをメモしておいて、今度は別のヴォルテックスを訪れます。そこで、同じように身体に意識を向けます。変化は1回目と違った場所に起きるかも知れませんし、同じ場所に違う感覚があるかもしれません。
少なくとも2箇所以上はヴォルテックスを巡ってみて、それぞれの場所で身体の変化を感じてみましょう。エネルギーが変わったばかりのタイミングですし、元々エネルギーがとても強いヴォルテックスでワークを行っていますので、必ず何か気がつけることでしょう。
セドナでこのような身体を使ってエネルギー変化を感じるテクニックになれておけば、日本に戻ってからも、神社仏閣などでエネルギーを感じるのはもちろん、分析することも可能になりますので、この機会に是非チャレンジしてみて下さいね。