前回、セドナでUFOが多く目撃されているということ、そしてセドナで目撃されるUFOには変わった形が多いという話を紹介しました。なぜ、セドナでは、不思議な形をしたUFOが目撃されるのか? その謎に迫る前に、ちょっとUFOについて再確認しておきましょう。
そもそも、UFOというのは「Unidentified Flying Object=未確認飛行物体」をあらわした言葉です。一般的には、UFO=宇宙人の乗り物とされますが、必ずしも宇宙人が乗っているとは限りません。ですので、宇宙人が乗っているものは、「エイリアンクラフト」などと区別して表記するケースもあるります。

UFOには別次元の存在が乗っているという説もありますし、地球の内部にある別世界から来ているという説や、UFO自体が生物ではないかという説もあります。なにせ、「未確認」なのですから、さまざまな説が出てくるのも当然といえるでしょう。ところで、皆さん、宇宙人は、どんな姿をしていると思いますか?

宇宙人の姿にも諸説あります。「アダムスキー型UFO」という、いわゆる円盤形のUFOを広く知らしめたアダムスキーという人物が遭遇した金星人は、白人とほとんど変わらなかったという話です。よくテレビなどで紹介されるグレイは、頭と目が大きな無毛の猿のような姿をしています。他にも、中世の拷問器具のような姿をした宇宙人など、さまざまな姿が目撃されているのですが、科学者の中には宇宙人は、私たち人間が認識できる姿をしていないのではないかという説を提唱する人も多く居ます。

私たち人間を含めた、地球上の生物は「炭素系生命体」と呼ばれています。これは、炭素をベースとして、そこに様々な元素が組み合ったものが生命の基礎となっていることから名付けられました。炭素は安定した元素の結合をもたらすことができるので、より複雑な構造を構築するための土台として非常に優秀なのです。炭素は宇宙に大量に存在していることから、宇宙人であっても、そのベースは炭素であるという説が根強くあります。その一方で、こうした発想を「炭素排他主義」として、宇宙人は別の元素がベースになっているという人たちもおり、彼らは前述したように生物として認識できないような姿をした宇宙人がいる可能性もあるとしています。

コロラド大学で宇宙生物学を教えているマーク・バロック博士もそのひとりであり、高温の惑星で生まれた生命は「ケイ素ベース」の可能性があるとしています。このような生命体は見かけは、岩石っぽく結晶体でありながら、機敏な動きをするとしています。岩石っぽく結晶体でありながら、素早い動きをするというと、なんとなく、平面上や幾何学状のUFOを想像しませんか?

ケイ素といえば、セドナの大地には、太古の海がもたらしてケイ素が多く含まれていることを以前に紹介しました。そこで、ちょっと発想を飛躍させてみましょう。もしかしたら、セドナで目撃されているUFOは、宇宙人の乗り物ではなく、ケイ素系生命体の宇宙人そのものであり、セドナのパワフルなケイ素に惹きつけられてやってきたというわけです!

前述したようにケイ素系の生命体というのは、私たちがイメージする生命体とは違った姿をしています。より無機物に近いことを考えると、平面状やブーメラン状の姿をしていても不思議はないのです。また、人間ならば生身で生きることができない宇宙空間であっても、ケイ素ベース生命体ならば、生存可能であり宇宙空間を渡ることすら可能であるとも考えられます。一見するとかなり無茶な理論に思えるかもしれませんが、このようにして考えてみると、セドナでよく見られる不思議な形のUFOにも説明がつくように思えませんか?

今回は、セドナの大地に含まれたケイ素をもとに、想像力を膨らませてみました。もし、本当にケイ素系の生命体が地球を訪れているとしたら、彼らは私たち人間とは全く違った文化文明をもっているわけであり、彼らの目からはどのようにセドナが見えているのか、そして、なぜセドナを訪れるのか、興味深いところです。とはいうものの、あくまでUFOは「未確認飛行物体」ですので、他の解釈も沢山存在しています。ということで、来週はセドナとUFOの関わりの最終回として、パワースポットにUFOが現れる理由について、今回とはまた違った切り口から考えてみたいと思いますのでお楽しみに!