お盆休みや夏休みなどの長期休暇を利用して、セドナを訪れようと考えている方も多いのではないでしょうか? 観光地としても、パワースポットとしても世界有数のセドナですが、身体のために注意する必要があるポイントもあります。
セドナの風景だけを見ていると、あまり実感出来ませんが、実はかなり標高の高い土地なのです。その標高は1500メートルと、日本の有名な避暑地である八ヶ岳などとほぼ変わりません。
砂漠と山の中間に位置しており、日中は暑いという特色があるために、あまり避暑地というイメージはありませんが、最も暑い7月の最高気温が35℃というのに比べて、同じく7月の最低気温は18.4℃というかなりの落差があり、朝晩は気温がかなり下がるのです。
このために、夏場の旅行だからといって薄着をしておくと、朝晩の冷え込みで身体を壊す可能性が高いのために、暑さだけに重点をおいた服装をしないように気をつける必要があります。といっても、冒頭で紹介した注意ポイントはこちらではありません。
セドナは高地に位置するために、とても強い紫外線を受けるのです。紫外線は常に地球に降り注いでおり、日本でも初夏から紫外線に注意を払っているという方は多いと思いますが、標高が高くなるほど紫外線の影響は強くなります。
チベットやアンデスといった標高の高い土地に住んでいる人は、常に紫外線にさらされるために「光老化」が早く進みます。こちらは、紫外線によって顔や手といった露出されている部分の老化が進むことであり、人種的な違いを差し引いても高地の人が年齢より老けて見えるのは、こちらが原因となっています。
日本で一般に販売されている紫外線対策用の化粧品を使うことで、対策することが可能ですが、自らの回復力を高めておくことも重要となります。特にセドナはエネルギーが強い場所ですので、科学的な力だけでなく、自らの力をアップさせるようにすることがオススメです。
そのために、必要なのは「ビタミンC」。基本ですが、果物などからビタミンCを摂取することで、紫外線で傷つけられた細胞を修復することが可能となります。セドナの街中には、様々な果物が植えられていますが、その中でビタミンCが豊富に含まれているものとしては「クランベリー」があります。
クランベリーには、リンゴ6個分のビタミンCが含まれているだけでなく、食物繊維やカルシウム、さらに各種ポリフェノールも含まれています。古くは生薬としても利用されてきたというだけあって、とても健康的な食品です。
また、以前にも紹介した事のあるセドナらしい健康食品としてはサボテンがあります。こちらも、生薬として使われていたものであり、ビタミンCはもちろん、各種ミネラルやアミノ酸なども含まれていますので、紫外線対策はもちろん、免疫力をアップさせることもできます。
セドナには自然食品のお店が多くありますが、有名なところとしては「New Frontiers natural marketplace」があります。こちらは、野菜や果物はもちろん、サプリメントなども豊富に販売されているオーガニックストアです。ローフードやグルテンフリーなどの食品も日本に比べて豊富に用意されています。
パワースポットというイメージが強いセドナですが、スピリチュアルな面だけでなく、そのエネルギーを利用することで、自らの物理的な肉体を強化することもできますので、紫外線対策や寒暖差対策としてはもちろんですが、地元のエネルギーを取り入れるためにも、クランベリーやサボテンなど、様々な食品を取り入れてみて下さいね。